今回は、貸借対照表についてお話しします!
貸借対照表は、英語でBalance Sheetというので、これを略して貸借対照表をBSと呼ぶこともあります。
前回、貸借対照表は「会社の財産一覧」だとお話ししましたが、イメージとしてはこんな表です。
資 産 | 負 債 | ||||
流動資産 | 流動負債 | ||||
現金 | 100 | 買掛金 | 80 | ||
売掛金 | 50 | 固定負債 | |||
商品 | 150 | 長期借入金 | 500 | ||
固定資産 | 純 資 産 | ||||
建物 | 300 | 資本金 | 300 | ||
土地 | 400 | 利益剰余金 | 120 | ||
合計 | 1,000 | 合計 | 1,000 |
表の右側(負債と純資産)は、どうやってお金を工面したかを、表の左側(資産)は、工面したお金で何を買ったか(どうやって運用したか)を示しています。
この時、工面したお金の合計1,000円と、運用した金額の合計1,000円が必ずバランス(一致)することから、貸借対照表は英語でBalance Sheetというのです!
この貸借対照表を言葉で説明すると、
「まず、300円を元手にしてビジネスを始めました。でも300円だけだと足りないので、銀行から500円借りました。
こうやって工面したお金で土地と建物を買って、商品を売っています。
今、150円分の商品を持っていますが、この仕入代金のうち80円はまだ払っていません。また、この前商品を売りましたが、その商品代金のうち50円をまだ払ってもらっていません。
こんな感じで商売をしていて、これまでに累計で120円儲けまして、手元にはお金が100円残っています。」
という具合です。
貸借対照表を見れば、会社がどうやってお金を工面して、どう運用しているかが、良く分かると思いませんか?
あなたもご自分の会社の貸借対照表と語り合ってください!!